FARET TACHIKAWA ART

no.094

竹田康宏

Yasuhiro Takeda

size
860 x 400 x 400㎜
material
stone, bronze
車止め bollard

竹田康宏は主として木材を使った作品をつくる作家です。そこからは氷河時代の記憶がよみがえってくるような時すらあるのです。作家は時代や民族性や思想をこえた人の感性に訴えかける仕事をしたいと考えています。その例として彼は「花を愛でる行為」をあげ、この立川ではつぼみを題材として花、葉、実を通したいのちの表現をしたいと思ったのです。

竹田康宏/日本

Yasuhiro Takeda/Japan

1953-2023

1953年 熊本市生まれ。1983年 東京芸術大学大学院美術研究科修了。

1980年から造形美術家としてパブリックアート制作などの活動を開始。石、木、FRP、金属の素材を用いて、巨大な植物の種子や花弁をイメージした彫刻作品を制作している。

主なコミュッションワークは、武庫川女子大、神奈川県立近代美術館、新潟県立近代美術館など多数。熊本を代表する現代作家のひとりとして、2006年「ARS KUMAMOTO-熊本力の現在」/2013年 CAMKコレクション vol.4「来た、見た、クマモト!」/などの熊本市現代美術館の企画展にも出品している。2023年11月死去。

この作品がある場所