FARET TACHIKAWA ART

no.031

國安孝昌

Takamasa Kuniyasu

size
2660x3000x720mm
material
brick, aluminum, steel
ゴミ集積所ゲート waste disposal site

Stack in Frame

國安孝昌は、レンガと木をつかった構築物をつくります。それはあたかも、古い廃墟の構造があらわになったふうに見えるのです。土と木という素朴な材質がもつ単純さと現代風の構築性が魅力になっているのですが、今回はゴミ集積所で永久に設置されるものなので、鉄とアルミニウムの木とレンガでゲートをつくったのです。「目立たぬこと。主張しないこと。普通であること」がテーマです。

國安孝昌/日本

Takamasa Kuniyasu/Japan

1957-

1957年北海道生まれ。1983年筑波大学大学院修士課程修了。

数千、数万本の丸太と陶ブロックを組み上げた、ダイナミックなインスタレーション作品で広く知られている。2000年「越後妻有アートトリエンナーレ」の作品や、2007年福井県あわら市「森の竜神」の作品など、自然や建物と一体化し、巨大な生命体を思わせるような有機的なフォルムの作品は、国内外から高い評価を受けている。

第18回現代日本彫刻展大賞(1999年)ほか受賞多数。現在、筑波大学准教授。

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