FARET TACHIKAWA ART

no.012

トニー・クラッグ

Tony Cragg

size
3800x2400㎜、3800x4800㎜、3800x2400㎜
material
fiberglass reinforced plastic, stainless steel
壁面レリーフ wall relief

セルタイプス、オーガネル、オーガニズム

Cell Types,Organelle(Cell groups)、Organism

クラッグは日常使われているものを組み替えることでまったく思いもしなかった別のものにつくりあげる仕事をしてきました。歯車の積み重ねは美しいパゴタの塔になりました。そのなかに一貫している造形上の性質は、有機的な形を持った開口部を作ることです。今回は作家にとっても新しい仕事で、生命の増殖のエネルギーをあらわしています。

トニー・クラッグ/イギリス

Tony Cragg/UK

1949 -

技師の息子として生まれ、ウインブルドン芸術大学などで美術の勉強を始める以前に科学の勉強をしたクラッグは、人間の作ったものを再利用したり原子や分子の構造を作品に応用するなど、制作を通じて人間と機械文明の関係を考える。79年リッソン・ギャラリーで初個展を行う。72-82年まで、廃棄物をパズルのように組み合わせ、床や壁に貼り付ける手法で制作。クラッグは道具が人間と世界を繋ぐ中間の存在であると考え、86年にはサンド・ストーンなどを切り出して作った道具シリーズを発表。88年ターナー賞受賞、同年ヴェネチア・ビエンナーレ イギリス代表。2007年高松宮殿下記念世界文化賞を彫刻部門で受賞。イギリスを代表する彫刻家の一人

ARTIST HP

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