FARET TACHIKAWA ART

no.100

陰里寿朗

Juro Kagesato

size
1120 x 400 x 400 mm
material
stainless steel, granite
車止め bollard

陰里寿朗は人型の顔の部分が鏡になっている作品をつくりました。彼は日常的な感覚で接しながらもユーモアのある彫刻をつくります。この鏡は道ゆく人が立ち止まり自分を見る鏡なのです。都市はさまざまな人たちが生きている場です。彫刻作品は見られるだけでなく、その人たちを見ているのです。日々急いで生きている人たちに、自分を見直させる装置なのです。

陰里寿朗/日本

Juro Kagesato/Japan

1960-

1960年横浜生まれ。鉄を素材とした彫刻作品を制作。初期には植物を思わせる作品を制作していたが、徐々に有機的な形態に鏡をとりこんだ作品に移行していく。人物像の顔の部分に鏡を貼りつけたファーレ立川の作品が広く知られている。

1985-86年 現在遊動-事物と物 ‘85(神奈川県民ホールギャラリー、横浜)

1987年、92年 I’m Fine Thank You(彩林画廊、横浜)/1988年 日本金属美術作品展(北京、上海)/1989年 第19回現代日本美術展(東京都美術館/京都市美術館)

/1990年Expo ’90 国際花と緑の博覧会 (大阪)、サントリー美術館大賞展‘90(東京)

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